週末シェフ、50代後半からの挑戦

 私の趣味の一つ、それは週末土日のどちらかで家族のみがお客様の料理である。休みの午後夕食のメニューを考え、近くのスーパーロピアかオーケーストアに買い出しに行く。自分が作りたいものを作ってしまう結果、時には大量に食材を購入にしてしまい、妻にこっぴどく怒られる。

 最も得意なのはチキンガーリックステーキ(ガスト風)であり、ニンニクと玉ねぎを炒め黄金色になったらホールトマトの缶詰を入れる、焼いた鶏もも肉にぶっかける中々本格的なものもある。ただ調子に乗って月に2回ほどチキンガーリックステーキを出したら、たまに食うからうまいのだから続けて作るのはやめてくれと言われた。
失敗もたまにある。ブリの照り焼きを作ったら煮込みすぎて醤油だれが煮詰まりブリステーキになってしまったり、炒め物に砂糖2さじを塩2さじ入れてしまい流石にこれは食べられなかったりした。

 料理を始めたきっかけは、50歳になって、大学院の社会人コースに入学し、毎週土曜日が夕方まで授業でつぶれてしまい、家族で晩飯を食べる機会が極端に減ってしまったこと。卒業後罪滅ぼしに週に1日位女房に夕食の支度と後片付けから解放してあげたいと思ったからである。優しいでしょ!

 実は、料理の原点は大学時代、近所の土建屋がついでに営業していた中華料理屋でアルバイトをしていた経験からである。店長が現場に駆り出されると、私ひとりで店を任されることも。見よう見まねで中華包丁や中華おたまの使い方を習得し、ラーメン、かつ丼、オムライスなどの作り方を覚えた。今でもその経験が生きている気はする。

 最近は冷凍食品のクオリティも高く、手軽に美味しいものが作れる。でも、60代後半ともなると「妻がいないと何もできない」では困る。実際、私の父は料理がまったくダメで、母が風邪をひいた時に父が作った味噌汁を飲んで「こんなまずい味噌汁、飲んだことがない」と言われていた。
世の中の男性諸君、特に私のような60歳過ぎのおっちゃんたちへ。奥様に「あきれた」と言われないよう、今からでも遅くない。自分の手で飯が作れるようになっておくことを、心からおすすめしたい。

得意のチキンガーリックステーキ🍗
大好きな海鮮焼きそば🦐

横浜税理士法人
服部 久男

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