早めの年末調整準備
ようやく気温も落ち着いて秋らしい季節を感じられるようになってきました。
先日インフルエンザの予防接種を行い、少しずつ年末に向けて色々と準備を進めて行きたいところです。
年末に向けての準備といえば「年末調整」の準備はいかがでしょうか。 今年は例年とは異なり定額減税による取扱いを考える必要がありますので、年末調整を行う場合も注意していきたいところです。令和6年分は年末調整時点の定額減税の額を算出し、年間の所得税額の計算を行う必要があります。
【年末調整の定額減税について】
- 年末調整時点の配偶者、扶養親族の確認が必要になります。
- 合計所得金額が1,805万円を超えると見込まれる人については、年調減税額を控除しないで年末調整を行います。
年調減税額は「本人30,000円」と「同一生計配偶者と扶養親族一人につき30,000円」との合計額となりますので、「扶養控除等(異動)申告書」や「配偶者控除等申告書」などから、年末調整を行う時の現況における人数を確認することになります。
また、国税庁のHPより下記資料をダウンロードすることが可能ですので、適宜ご利用いただければ幸いです。
①令和6年分年末調整計算表
②年末調整計算シートhttps://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/nencho_keisan/index.htm
(出典:国税庁HP)
今年の年末調整に関しては扶養親族における所得金額の把握が大切になってきます。
令和6年の配偶者及び扶養親族の所得金額について確認し、年末調整に係る定額減税を正しく把握することで、年末の事務手続きで慌てない様にしたいところです。
令和6年は例年よりも早めに年末調整に関するフォロー等をおすすめいたします。
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