後継者の方へ

 事業を引き継ぐことを私たちは「事業承継」と表現をすることがありますが、一口に事業承継と言っても様々なケースがあります。今回は難しいお話は抜きにして、事業を引き継ぐことに不安を感じていらっしゃる後継者の方向けに、少しでも心の負担が軽くなるようなお話ができればと思います。

 私は父親が経営する会社の業務に携わっていたことがありますので、お恥ずかしながら私の経験談をお話させてください。
 最終的に私は父親の経営する会社を引き継ぐことは無く、横浜税理士法人へ勤務することとなったのですが、その切っ掛けは顧問税理士の先生が作成した決算書・申告書に何が書いてあるのかさっぱり分からなかったため、内容を理解して自分で税金の申告まで行うことができれば税理士への顧問料をカットできるのではないかと思い、簿記3級の本を購入して勉強を始めたことでした。
 もし同じようなコストカットの方法をお考えの方がおりましたらお勧めはいたしません。膨大な時間と専門的な知識量が必要となります。「餅は餅屋」ということでその道のプロにお任せすることをお勧めします。(お困りの際は横浜税理士法人までご相談ください!)

 少し話が逸れてしまいましたが、ここで重要なことは事業を引き継ぐか・他の仕事をするか、この分かれ道に立った時になぜ事業を引き継ぐという選択をしなかったのかということです。

 事業を引き継ぐ際に皆様方が抱く不安はおそらく以下のようなものではないでしょうか。
 今後うまくやっていけるだろうか、この売上・利益で大丈夫だろうか、旧経営者との方針の違い・従業員との関係性などどうすれば良いのだろうか・・・。よくある悩みかもしれません。しかし皆様方の心理的なご負担を想像すると察するに余りあるものです。

 この不安を解消できていれば過去の私は事業を引き継ぐという選択をして、今この文章を書いていることも無かったかもしれません。
 この不安を解消するにはどうすれば良かったのか。私は今、会計事務所という立場に立っておりますので、過去の私に対してどのようなアドバイスをすれば良かったのか考えながら業務を行っておりますが、今になって思えば過去の私が欲しかったもの、足りなかったものは「相談相手」、「ものさし」、「懐の深さ」だったように思います。

 一つ目の「相談相手」ですが、語弊が無いように補足しておきますと、父親の会社の顧問税理士の先生は毎月足を運んでくださり、相談に乗ってくださる体制は整えていただいておりましたが、祖父及び父にはそれを活かす意識が無く、私自身にもその発想が無かったため、その恵まれた機会を活かすことができませんでした。
 皆様方はいかがでしょうか。ご家族以外にご相談できる方はいらっしゃいますか?
 現在の顧問税理士の先生にはご相談できておりますでしょうか?

 二つ目の「ものさし」ですが、具体的には「経営指標」や「法律」といったところでしょうか。「経営指標」については「比較」が大切と考えますが、そのためには元となるデータを収集する必要があります。比較をして自分がどのくらいの位置にいるか見定めることができれば、経営に関して雲をつかむような感覚だったものが、地に足がつくような感覚に変わるのではないでしょうか。
 また個人が持っている価値観という「ものさし」が非常に厄介で、自分の価値観だけでものごとをはかると揉め事が起こります。人の数だけ違う「ものさし」があるので、揉めないためにも一定のルールが必要となるのですが、その最たる例が「法律」です。税金の計算や、従業員との労務の問題なども法律が絡んできますね。
 皆様方はこのような「ものさし」はお持ちでしょうか?

 横浜税理士法人は毎月お客様の事務所を訪問し「相談相手」となり、経営指標などの「ものさし」もご提供させていただいております。毎月お話をお伺いさせていただくだけでも表情が明るくなる経営者の方もいらっしゃいます。
 現在の税理士先生・会計事務所の対応が不十分であると考えておられる方は、一度皆様の方から働きかけてみてください。待ってました!と言わんばかりに対応してくださる先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 あっ! 三つ目の「懐の深さ」についてお話をしておりませんでしたが、大丈夫。ここまでの長文をお読みになってくださった皆様方は既に海よりも深い懐の深さをお持ちです。
 ましてやこのページにまで辿り着くほど真剣に情報収集に取り組まれた皆様方であればどんな荒波も乗り越えていけることでしょう。

 もしご縁がありましたらそんな皆様方と一緒に荒波を乗り越えていくパートナーとして横浜税理士法人を選んでいただけましたら幸いです。

横浜税理士法人

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