簿記とは?

 11月は年に数回ある簿記検定の時期となっています。最近はオンラインでの試験もあるようですね、時代の流れを感じます。この簿記ですが、帳簿記帳の真ん中二文字を取って「簿記」というのが名前の由来の通説となっています。

 ところでこの簿記はどこでどのようにして生まれて、どのように日本に普及されたかご存じでしょうか?人類の歴史上、簿記を最初に使用したのは古代のバビロニア人で、ハンムラビ法典の商法に記載されていたのが起源と言われているそうです。これが最古として残っている簿記の記録だそうです。それから数百年、現在の複式簿記の原型を普及した人がイタリア人のルカ・パチョーリという方で、1500年代位に著書にて当時の商人の間に大きく複式簿記を広めたとのことです。

 この海外生まれの複式簿記をこの日本にて紹介したのが皆さんご存じ一万円札の顔でおなじみの「福沢諭吉」です、はい日本では知らない人はほぼいないですね。福沢諭吉は、それはもうあらゆる西洋の言葉を日本語に翻訳した方として有名です。日常で何気無く使っている「演説」「西洋」「自由」などの単語だけでなく、身近なものでは例えば「野球」という名前だけでなく「一塁」などの名称もなんだそうです。翻訳された日本語が日常生活に溢れており、もうそれと気付けないほどです。

 この福沢諭吉が翻訳した原書の書名は「Bryant and Strattonʼs Common School Book-keeping」というものらしく、横浜税理士法人が所在するここ横浜で、福沢諭吉が友人から受取った英語で書かれたこの本を「帳合之法」と訳して日本に広めたそうです。福沢諭吉は最初「Book Keeping」を「帳合」と訳したようです。字面から実に意味が伝わってきますね。しかしここで疑問が生まれました。今日では「帳合」という表現はほとんど使われなく、「簿記」という単語を使っています。なぜなのでしょうか…。
「ブックキーピング」⇒ブッキーピング(話し言葉風)⇒ブキ(略し)⇒ボキ⇒簿記
諸説あります…が、私は非常に印象に残り易いこともありこの説を支持しています。

 長々と簿記について記載してきましたが、簿記の役目は「適時に正確な会計帳簿を作成する」ことにあります。長い歴史を持つ手書きの帳簿記帳から、パソコンでの会計システムへの入力、さらに現在は領収書や請求書をスキャンや写真に撮ったデータを読み取る事によりその入力さえも省略でき、預金通帳やクレジットカード明細もデータの受信により自動で入力補助がされるような時代となりました。
 時代に合わせてやり方は常に進化しており、適時に正確な会計帳簿の作成がますます捗りますね。

横浜税理士法人

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